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ワークショップ|アニメーションブートキャンプ2018

概要

文化庁 平成30年度メディア芸術連携促進事業 連携共同事業

アニメーションブートキャンプ2018

一生もののワークショップ体験!
アニメーションブートキャンプの参加者を募集します!

 

「アニメーションブートキャンプ2018」は日本を代表するアニメーターや監督のもとで、アニメーションの作画を学ぶ合宿形式のワークショップです。ワークショップでは、グループワークを通して1本の課題を作り上げ、アニメーションでの表現者の核となる「伝わる表現」を学びます。
第一線で活躍する監督やアニメーターが講師として参加し、参加者たちの「こうしたい」に応える形で、実際に描いてみせながら作画のポイント、問題解決のヒント、異なるやり方の可能性などを示してくれます。学生たちと机をならべて一日中すぐ間近にいて濃密な指導を行ってくれる点は、本プログラムならではの一生ものの体験です。
ワークショップは<手描きアニメーション>と<3DCGアニメーション>、2つの手法どちらかでご参加いただき、一緒に同じ課題に取り組みます。
アニメーターを本気で目指している方のご応募をお待ちしております!

「アニメーションブートキャンプ」とは?

「アニメーションブートキャンプ」は、文化庁によるメディア芸術の振興を目的とした事業の一つとして2012年から産学協同で行われているワークショップです。大学や専門学校等でアニメーションを学ぶ学生たちに、日本のトップレベルのアニメーター達が指導を行ってきました。その理念は、「表現者として自己開発できる人材を育てること」。小手先の技術や知識ではなく、アニメーターとして成長していく上で必要な基本姿勢を、他の参加者達との課題制作を通じて学びます。

 

ワークショップ概要

 

日時: ①3DCG事前講習 ※3DCGでの参加者のみ
2018年11月22日(木)
②合  宿
2018年11月23日(金・祝)~26日(月) 3泊4日
③講 評 会
 2018年12月中旬(土日・どちらかの予定)
会場: ①3DCG事前講習
東京都内近郊
②合  宿
集合・解散は東京23区内
その後、長野県諏訪郡富士見町の研修施設に移動します。
③講 評 会
東京23区内
講師(予定):
※ 敬称略・五十音順
  • 石川 優希(CGIディレクター、CGアニメーター)
  • 稲村 武志(アニメーター、株式会社スタジオポノック)
  • 佐藤 広大(アニメーション監督・3DCGアニメーター)
  • 瀬谷 新二(作画監督、株式会社手塚プロダクション製作局作画部長)
  • 富沢 信雄(アニメーション監督、株式会社テレコム・アニメーションフィルム)
  • りょーちも(アニメーター・キャラクターデザイナー・アニメーション監督)
    • * 講師のプロフィールはページ下部をご覧ください。
    • * 他にも第一線で活躍する講師の参加を予定しています。決定次第、このページで発表します。
対象者:
  • ・ 手描きアニメーション、3DCGアニメーション問わず、アニメーション制作に興味のある大学生、専門・各種学校生以上の方
  •   ※高校生以下は参加不可とさせていただきます。
  • ・ 日本語でのコミュニケーションが可能な方。
  • ・ ワークショップ全日程に参加可能な方。
  • ・ 募集要項の4~5ページに記載の個人情報取り扱い方針および注意事項をご確認の上、同意いただける方。
  • ・ 3DCGアニメーションで参加を希望の方は、何らかの3DCGソフトウェア操作方法を習得しており、それらのソフトウェアでアニメーション制作の経験がある方に限らせていただきます。
  • ・3DCGで参加をご希望の方のみ、事前講習にご参加いただきます。ワークショップ時に使用するソフトウェア=mayaの操作方法、課題で使用するキャラクターデータについて詳しくご説明いたします。(午後1~6時くらいの予定)
募集人数: 24名程度(予定)
参加費: 13,500円(予定)+ 保険料 500円(任意) 
  • * ワークショップ参加費は無料ですが、宿泊費・食費・軽食代の実費が含まれます。
  • * 都内集合場所から合宿場所までは無料送迎バスにて移動します。帰りは集合場所にて解散となります。詳しい集合場所は参加確定後にご連絡致します。
  • * 自宅から集合・解散場所への往復交通費は各自でご負担ください。

 

過去の実施風景

過去に行われたワークショップの様子は、これまでの活動ページをご覧ください。

 

講師プロフィール

  • 石川 優希(CGIディレクター、CGアニメーター)

    1983年沖縄県生まれ
    28歳で異業種からCGアニメーターに転身。
    サンライズ、YAMATO WORKSにて劇場、テレビ等の作品に携わる。
    【主な参加作品】
    『SHORT PEACE・武器よさらば』(2013、CGアニメーター)
    『革命機ヴァルヴレイブ』(2013、CGアニメーター)
    『牙狼〈GARO〉–炎の刻印-』(2014、CGアニメーター)
    『L.S(PV)』(2016、CGIディレクター)
    『ニンジャバットマン』(2018、チーフモデラー)
    など
  • 稲村 武志(アニメーター、株式会社スタジオポノック)

    シンエイ動画株式会社で動画・動画チェックを担当。1991年株式会社スタジオジブリ入社後、数々のジブリ作品で原画を手掛け、フリーを経て、2017年株式会社スタジオポノック。
    【主な参加作品】
    『ハウルの動く城』(2004、作画監督)
    『ゲド戦記』(2006、作画監督)
    『崖の上のポニョ』(2008、作画監督補)
    『コクリコ坂から』(2011、作画監督)
    『くじらとり(三鷹の森ジブリ美術館オリジナル短編作品)』(2001、演出アニメーター)
    『たからさがし』(2011、演出アニメーター)
    『風立ちぬ』(2013、原画)
    『思い出のマーニー』(2014、作画監督補)
    『バケモノの子』(2015、原画)
    『ハイキュー!!︎セカンドシーズン』(2015、原画)
    『君の名は』(2016、原画)
    『メアリと魔女の花』(2017、作画監督)
    『未来のミライ』(2018、原画)
    『透明人間』(2018、原画)
    など
  • 佐藤 広大(アニメーション監督・3DCGアニメーター)

    ななほしの代表者。企画、脚本、監督、アニメーション、プログラミングを担当。
    スタジオななほし代表。1981年生まれ。大阪府出身。バンタン映画映像学院CG制作学科卒。
    企画から監督・モデリング・アニメーション・コンポジットまで手掛ける。
    サンライズをはじめ様々なアニメーションの現場で経験を積み、子供達にアニメーションの楽しさを伝えたい、という思いから『スタジオななほし』を設立。
    若手アニメーター等人材育成事業あにめたまご2018の『えんぎもん』で監督を務め、自身のアニメーションの知識と経験を伝えるため、ブログ『こーだいと、CGアニメと。えんぎもんと。』を開始する。
    【主な参加作品】
    OVA『KAKURENBO』(2005、CGアニメーター)
    CM・OVA『FREEDOM』(2007、CGIディレクター)
    短編アニメーションシリーズ『ヒピラくん』(2009、CGIディレクター)
    オムニバス劇場作品『九十九』(2013、CGアニメーター・モデリング・リグ)
    短編アニメーション作品『ありんこヘポーふたりのひみつきちー』(2015、監督)
    OVA『えんぎもん』(2018、監督)
    など
  • 瀬谷 新二(作画監督、株式会社手塚プロダクション製作局作画部長)

    1978年4月に株式会社手塚プロダクションに入社、以後、多くの作品で原画、作画監督、キャラクターデザイン等を担う。現在も手塚プロダクションに在籍、後進の指導、育成にもあたっている。
    【主な参加作品】
    『青いブリンク』(1989、作画監督)
    『手塚治虫の旧約聖書物語』(1997、キャラクターデザイン・作画監督)
    『ブラックジャック・空から来た子供』(2000、監督)
    『アストロボーイ・鉄腕アトム』(2003、キャラクターデザイン・総作画監督)
    『ブラック・ジャック』(2004、キャラクターデザイン・作画監督)
    『ねずみ物語』(2007、キャラクター設定・作画監督)
    『クミとチューリップ』(2015、原画・育成担当/アニメミライ2015)
    『かっちけねえ!』(2016、キャラクターデザイン・作画監督/あにめたまご2016)
    など
  • 富沢 信雄(アニメーション監督、株式会社テレコム・アニメーションフィルム)

    株式会社テレコム・アニメーションフィルム所属のアニメーション監督。アニメーターとして『ルパン三世カリオストロの城』『未来少年コナン』などに参加。『名探偵ホームズ』では演出・絵コンテとして参加。【主な参加作品】

    『ルパン三世カリオストロの城』(1979、原画)
    『未来少年コナン』(1978、原画)
    『NEMOニモ』(1989、アニメーションディレクター)
    『無敵看板娘』(2006)、監督)
    『二十面相の娘』(2008、監督)
    『リルぷりっ』(2010、演出・助監督)
    など

  • りょーちも(アニメーター・キャラクターデザイナー・アニメーション監督)

    ゲーム会社勤務を経て、『BECK』で原画としてデビュー。キャラクターデザインや総作画監督を務めたのちに『夜桜四重奏 -ホシノウミ-』では監督を務める。
    さらに数多くの3D作品やハイブリッド作品に演出などで携わり、2D3Dの垣根を越えてデジタル技術を積極的に取り入れる制作スタイルのクリエーター。
    【主な参加作品】
    『BECK』(2004、原画)
    『ノエイン もうひとりの君へ』(2005-2006、原画)
    『NARUTO –ナルト-』(2006、原画)
    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007、原画)
    『鉄腕バーディー DECODE』(2008、キャラクターデザイン・総作画監督)
    『鉄腕バーディーDECODE:02』(2009、キャラクターデザイン・総作画監督)
    『夜桜四重奏 -ホシノウミ-』(2010、監督)
    『夜桜四重奏 -ハナノウタ-』(2013、監督)
    『亜人』(2016、演出)
    『正解するカド』(2017、演出)
    『スターオーシャン アナムネシス-Twin Eclipse-』(2018、監督)
    など

  •  

 

応募方法

★参加には課題の提出が必要です。募集要項を必ず確認し、必要書類・課題の提出をお願い致します。
★応募いただいた書類・課題による選考を行い、結果を10月下旬にご連絡します。

・募集要項(PDF, 1,013KB)→ » ダウンロード
・応募用紙(PDF, 800KB)→ » ダウンロード
・課題用ムービーレイアウト(JPG, 391KB)→ » ダウンロード

応募書類送付先:staff@animationbootcamp.info

応募〆切:2018年10月15日(月)18:00必着

注意事項

・応募書類を受領しましたら、3~4日以内にメールで受け付けた旨のご連絡を差し上げますので、必ず受付完了のメールをご確認いただき、完了メールが届かない場合は事務局にお問い合わせください。 メールアドレスの間違い等で応募書類が確認できないまま〆切を過ぎますと受付が出来かねますのでお気を付け下さい。

・PCからのメールを受領可能なメールアドレスでご応募ください。

・〆切までに全ての応募書類を提出していない方は参加できません。

参加者の声

  • ・第一線のプロのアニメーションに対する姿勢とクオリティのレベルの高さを見ることができたのが非常に勉強になりました。(専門学校生)
  • ・テクニックではなく、自分で考えさせて実際に描いてみて自分で気づくというプロセスの中に講師の方々の指導があったので、非常に学習効果が高かったと思います。また講義ではプロの方が何を考えて作っているのかを具体例を交えて説明頂いたことも非常に勉強になりました(専門学校生)
  • ・「人に伝える」という事をもっと考えなければならないと感じました。自分の描いたイメージが相手に伝わっているか、ひとりよがりになっていないか、実際に作ったものが見る人にちゃんと伝わっているのか、それらをより意識して取り組むことが大事だと実感しました。(その他)
  • ・経験に基づいた根拠や具体例がたくさんあり、とてもわかりやすかったです。
  • ・私たちのやりかたも、講師の先生方のやりかたも、なにが正解ということではなくて、やりやすいように、という考え方のおかげでちゃんと自分で考えることができるようになりました。(大学生)
  • ・アニメーターになりたいと思って専門学校に行き、ブートキャンプにも応募した。知識がほとんどなかったのですが、ブートキャンプに参加したことでこういう仕事がしたい! もっと絵を描いて上手くなりたい! という決意や意識がとても高まったし、本当に楽しかったです。(その他)
  • ・今回のワークショップでは講評会に6名の講師の方がいた。そのおかげで一つの質問に対して様々な答えをもらうことができ、多角的に考察ができる貴重な機会でした。(大学生)
  • ・ただ専門学校の中で学んで、会社に就職するだけではお会いできないような方々に、アドバイスや、アニメーターとして働く上での心構えをお話いただけたこと、本当に貴重な体験だった。ブートキャンプが終わってからも、教わったことやいただいた言葉を大切に、日々アニメーションと向き合っています。一生忘れられない楽しい合宿でした。(専門学校生)
  • ・第一線で活躍している人たちに直接教わるということは単に技術を教わる以上の意味がありました。そうした人たちの仕事に対する姿勢や言葉で表すことが難しい雰囲気を感じられたことが大きかったです。(その他)
  • ・アニメーションの色々な工程の中で「動かす」という作業について、考えて探求することの楽しさを覚えました。それまでダラダラとつくっていて、時間がかかるなぁと思っていたが、ちゃんと集中すれば短縮できるし、質も良くなるということ。他人の目があって、同じような人たちがいるとやる気が全然違った。(大学生)

実施体制

ディレクター
竹内 孝次 (アニメーションプロデューサー)
布山 タルト(東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻 教授)

プロデューサー
岡本 美津子(東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻 教授)

マネージャー
面髙さやか(フリー)

主催
平成30年度文化庁メディア芸術連携促進事業 連携共同事業

bunkacho

協力
東京藝術大学大学院映像研究科

運営
アニメーションブートキャンプ事務局(担当:森ビル株式会社)

旅行企画・実施・費用支払先
東武トップツアーズ株式会社

※応募資料により選考後、合格者の方は旅行会社にお申込みいただくことになります。

お問い合わせ

アニメーションブートキャンプ事務局(担当:森ビル株式会社 岩淵)

TEL:03-6406-3935(平日10:00~17:00)

EMAIL:staff@animationbootcamp.info

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