アニメーションブートキャンプとは?

「アニメーションブートキャンプ」は、日本のアニメーション業界と教育界と が連携し、新たな人材育成プログラムの方向性を見つけ出すことを目的 として、2012年から実施しているワークショップです。

優れた創造性と高い技術力で名声を得てきた日本のアニメーション界が、今後も必要とするのは、表現に対する明確な意識を持ち、それを実現するための技術を自己開発していくことのできる人材ではないでしょうか。

既存の作品の表現をパターン化してコピーのように模倣するのではなく、日常を観察し、自身の身体を動かし、体験を通して演技を考え、創り、それをアニメーションとしてきちんと表現できる人材を育てることが、今の日本のアニメーションの長所を生かしながらも、さらなる高みを目指すことにつながるはずです。

現在、アニメーション教育を行う専門学校や大学等の教育機関も多くありますが、創造性と技術の教育のバランスをとることは難しく、業界を活性化する人材を育成するためには、カリキュラムや教育方法など、改善すべき点があるように思われます。一方のアニメーション業界においては、オン・ザ・ジョブによる先輩から若手への現場教育が機能不全をおこしているスタジオが少なくありません。「アニメーションブートキャンプ」は、これら産学双方における様々な人材育成の課題を明らかにし、実践を通じてそれらを解決する方策を見出していくことを目指します。

業種の違いや所属機関の違いなどを越えて、様々な立場の人たちが参加し、知恵を出しあい、これからの時代に即した人材育成方法を開発していくプラットフォームとして、今後も「アニメーションブートキャンプ」は進化を続けます。

アニメーションブートキャンプ ディレクター
竹内孝次
布山タルト