アニメーションブートキャンプ3Dオンライン(11月22日-23日開催)
令和2年度 文化庁アニメーション人材育成調査研究事業
あにめのたね2021 presents
アニメーションブートキャンプ3Dオンライン
一生もののワークショップ体験!
今年は初のオンライン開催!
「アニメーションブートキャンプ」は第一線で活躍するアニメーターや監督のもとで、アニメーションを学ぶワークショップです。2Dと3D双方に共通する、アニメーション表現者の核となる「伝わる表現」を学びます。
経験豊富な講師たちが、参加者たちの「こうしたい」に応える形で、動きのポイント、問題解決のヒント、異なるやり方の可能性などを示してくれます。
今回はオンライン開催になりますが、出来る限り濃密な指導を目指し、本ワークショップならではの「一生ものの体験」を参加者に提供します。
アニメーターを本気で目指している方のご応募をお待ちしています!
「アニメーションブートキャンプ」とは?
「アニメーションブートキャンプ」は、文化庁によるメディア芸術の振興を目的とした委託事業の一つとして平成24年(2012年)から産学協同で行われているワークショップです。主に大学や専門学校等でアニメーションを学ぶ学生たちに、日本のトップレベルのアニメーター達が指導を行ってきました。その理念は、「表現者として自己開発できる人材を育てること」。小手先の技術や知識ではなく、アニメーターとして成長していく上で必要な基本姿勢を、課題制作を通じて学びます。
概要
日程: |
令和2年11月22日(日)〜23日(月)/両日とも10:00〜18:00を予定。
※2日間のプログラムです。 |
会場: |
ZOOMによるオンライン開催 |
講師: |
- 稲村 武志(アニメーター/株式会社スタジオポノック)
- 斎藤 俊介(映像ディレクター・アニメーションディレクター)
- 佐藤 広大(アニメーション監督・3DCG アニメーター/スタジオななほし)
- 中島 智成(CG ディレクター・CG アニメーター)
- 山田 桃子(アニメーター/スタジオななほし)
- * 敬称略50音順
- * 講師のプロフィールはページ下部をご覧ください。
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対象者: |
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- ・ アニメーション制作に興味のある大学生、専門・各種学校生以上の方。
- ・ 日本語でのコミュニケーションが可能な方。
- ・ 2日間のワークショップに全て参加可能な方(10:00〜18:00を予定)
- * ワークショップのカリキュラム上、遅刻者の参加をお断りする場合があります。
- ・ 日本国内に在住している方。
- ・ 募集要項記載の個人情報取り扱い方針および注意事項をご確認の上、同意いただける方
- ・ 何らかの3DCGソフトウェアを習得しており、それらを使ったアニメーション制作経験がある方
- * 本ワークショップではBlenderを使用しますが、事前学習ビデオ教材の内容を習得していただければ、使用経験の無い方でも大丈夫です。
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募集人数: |
12名
- * 早期に定員に達した場合、締め切り前に受付を締め切らせていただくことがございます。
- * 応募者多数の場合、申込時にご提出いただく資料をもとに参加者を選考させていただくことがございます。
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受講料: |
無料
- *(オンライン講義に参加するための通信料等は各自ご負担ください。)
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使用ソフトウェア: |
- ・ 3DCGソフトウェア Blender(Ver.2.90)
- ・ オンライン会議ソフトウェア ZOOM
- * ZOOMのインストール方法は別途ご案内します。
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参加のために必要な機材環境: |
- ・ Blender(Ver.2.90)とZOOMを安定して使用可能な性能を持つパソコン
- ・ ZOOMを安定して使用可能なインターネット接続環境
- ・ 外付WEBカメラ(スタンド付)
- * 指導上の都合により、スタンド付の外付WEBカメラを使用します。希望者には無料で貸し出しいたします(郵送費用は不要)。
- ・ 鉛筆(B〜4B ※H、HBは不可)、消しゴム
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応募方法: |
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応募締め切り: |
- 令和2年11月17日(火)18:00
- * 早期に定員に達した場合、締め切り前に受付を締め切らせていただくことがございます。
- * 応募者多数の場合、申込時にご提出いただく資料をもとに参加者を選考させていただくことがございます。
- * 応募書類が要件を満たさない・参加者が要件を満たさない場合には参加をお断りする事があります。
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過去のワークショップ実施風景
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講師
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シンエイ動画株式会社に入社し、動画・動画チェックを担当後、1991年株式会社スタジオジブリ入社。その後数々のジブリ作品で原画を手掛け、フリーを経て、2017年株式会社スタジオポノックに入社。
【主な参加作品】
『千と千尋の神隠し』(2001、原画)
『猫の恩返し』(2002、作画監督補)
『ハウルの動く城』(2004、作画監督)
『ゲド戦記』(2006、作画監督)
『崖の上のポニョ』(2008、作画監督補)
『コクリコ坂から』(2011、作画監督)
『風立ちぬ』(2013、原画)
『思い出のマーニー』(2014、作画監督補)
『バケモノの子』(2015、原画)
『君の名は』(2016、原画)
『メアリと魔女の花』(2017、作画監督)
『未来のミライ』(2018、原画)
など
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1984 年 7 月生まれ、2008 年 3 月 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。
2008 年 4 月 CM 制作会社入社、2009 年 1 月 よりフリーランスとして活動。
主に広告媒体でのアニメーションを制作しながら、個人の作品を制作。
手描きのアニメーションと CG のアニメーション、両方の手法をミックスさせた作風で、編集からコンポジットまで基本的には個人で完結させるジェネラリストとして活動中。
【主な受賞】
SHORT SHORT FILM FESTIVAL & ASIA 2015 CG アニメーション部門 ノミネート
ザグレブ国際アニメーション映画祭 2015 短編部門 ノミネート
第 10 回吉祥寺アニメーション映画祭 グランプリ
第 33 回バンクーバー国際映画祭 招待上映
第 15 回広島国際アニメーションフェスティバル 公式上映
第 26 回 CG アニメコンテスト 入選
第 36 回ぴあフィルム・フェスティバル 入選
など
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合同会社スタジオななほし代表。1981 年生まれ。大阪府出身。バンタン映画映像学院 CG 制作学科卒。企画から監督・モデリング・アニメーション・コンポジットまで手掛ける。サンライズをはじめ様々なアニメーションの現場で経験を積み、子供たちにアニメーションの楽しさを伝えたい、という思いからスタジオななほしを設立。若手アニメーター等人材育成事業あにめたまご 2018 の『えんぎもん』や『みえない、わざわい』で監督を務める。
【主な参加作品】
『KAKURENBO』(2005、CG アニメーター)
『FREEDOM』(2007、CGI ディレクター)
『ヒピラくん』(2009、CGI ディレクター)
『コイ☆セント』(2011、CGI ディレクター)
『九十九』(2013、CG アニメーター・モデリング)
『えんぎもん』(2018、監督、演出、コンテ)
『かいじゅうステップ』(2019-2020、演出、コンテ、CG アニメーター)
『みえない、わざわい』(2020、監督、演出、コンテ)
『おばけずかん』(2020、演出、コンテ)
など
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1997 年スタジオ 4℃入社。2000 年よりフリーランス。
【主な参加作品】
『スプリガン』(1998、デジタルアーティスト)
『スチームボーイ』(2004、デジタルアーティスト)
『新 SOS 大東京探検隊』(2006、アニメーションディレクター)
『いばらの王』(2009、CG ディレクター)
『FRIENDS もののけ島のナキ』(2010、アニメーター)
『ベルセルク 黄金時代編』(2011、CG アニメーター)
『新劇場版エヴァンゲリヲン Q』(2012、CG アニメーター)
『かぐや姫の物語』(2013、デジタルアーティスト)
『GUNDAM THE ORIGIN Ⅰ』(2013、デジタルアーティスト)
『クロスアンジュ』(2015、CG アニメーター)
『OBSOLETE』(2019、CG ディレクター)
など
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2008年、株式会社手塚プロダクション入社。多くの作品で動画、原画を手掛ける。2019年、CGアニメーターとしてスタジオななほしに勤務。
【主な参加作品】
『遊☆戯☆王 ZEXAL』(2011、原画)
『坂道のアポロン』(2012、原画)
『グスコーブドリの伝記』(2012、原画)
『ろぼっとアトム』(2014、原画)
『ポケットモンスターXY&Z』(2016、作画監督)
『3 月のライオン』(2016、作画監督)
『アトム ザ・ビギニング』(2017、作画監督)
『だがしかし 2』(2018、作画監督)
『かいじゅうステップ』(2019-2020、CG アニメーター)
『みえない、わざわい』(2020、アニメーション)
『おばけずかん』(2020、アニメーション)
など
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参加までの流れ
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以下の手順に従ってご応募ください。
1) 募集要項をお読みください。
2) 参加者サイトで、アカウントを作成してください。
3) 作成したアカウントで参加者サイトにログインし、マイページから希望のワークショップに応募してください(お名前・年齢・連絡先等の基本情報の入力、応募理由や機材に関するアンケート回答、全身自画像の課題提出などが必要です)。
4) 参加が許可された方には、事務局から「参加承認メール」が届きます。
5) 参加が許可された方は、参加者サイトにログインすると、事前学習用のリグデータをダウンロードできるようになります。ワークショップ受講前に、事前学習ビデオ教材を視聴してBlenderとリグの操作に慣れるための、簡単な課題に取り組んでいただきます。
6) ワークショップ当日は、参加者サイト上に指定されたZOOMアドレスからアクセスしてください。
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参加者の声
◎ 第一線で活躍している人たちに直接教わるということは単に技術を教わる以上の意味がありました。そうした人たちの仕事に対する姿勢や言葉で表すことが難しい雰囲気を感じられたことが大きかったです。(その他)
◎ アニメーションの色々な工程の中で「動かす」という作業について、考えて探求することの楽しさを覚えました。それまでダラダラとつくっていて、時間がかかるなぁと思っていたが、ちゃんと集中すれば短縮できるし、質も良くなるということ。他人の目があって、同じような人たちがいるとやる気が全然違った。(大学生)
◎ テクニックではなく、自分で考えさせて実際に描いてみて自分で気づくというプロセスの中に講師の方々の指導があったので、非常に学習効果が高かったと思います。また講義ではプロの方が何を考えて作っているのかを具体例を交えて説明いただいたことも非常に勉強になりました(専門学校生)
◎ 「人に伝える」という事をもっと考えなければならないと感じました。自分の描いたイメージが相手に伝わっているか、ひとりよがりになっていないか、実際に作ったものが見る人にちゃんと伝わっているのか、それらをより意識して取り組むことが大事だと実感しました。(その他)
◎ 私たちのやりかたも、講師の先生方のやりかたも、なにが正解ということではなくて、やりやすいように、という考え方のおかげでちゃんと自分で考えることができるようになりました。(大学生)
◎ これまで行ってきた3DCGアニメーションの制作方式と根本が違いました。グループで話合い、実践し、試しに一度2Dで描いてみるなど、実際のCGソフトでの制作に入る前の段階が多かったです。この段階を踏むことで作業効率も成果物の出来もかなり変わるということは、学校でもインターンシップでも経験しませんでした。手書きで制作している人とも話合いアドバイスしあい、さらには第一線で働くプロの方からもご指導いただけるということはブートキャンプ独自のものだと思います。(その他)
◎ アニメーターになりたいと思って専門学校に行き、ブートキャンプにも応募しました。知識がほとんどなかったのですが、ブートキャンプに参加したことでこういう仕事がしたい! もっと絵を描いて上手くなりたい! という決意や意識がとても高まったし、本当に楽しかったです。(その他)
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実施体制
ディレクター
竹内 孝次(アニメーションプロデューサー、東京アニメアワードフェスティバル フェスティバルディレクター)
布山 タルト(東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻 教授)
プロデューサー
岡本 美津子(東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻 教授)
マネージャー
面髙 さやか(東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻 助教)
アシスタントディレクター/マネージャー
伊藤 圭吾 / 端地 美鈴
主催
文化庁 令和5年度アニメーション人材育成調査研究事業
受託者
一般社団法人日本動画協会
ワークショップ企画運営
一般社団法人日本アニメーション教育ネットワーク(JENA)
協力
女子美術大学 芸術学部 アート・デザイン表現学科メディア表現領域
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