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『アニメーションブートキャンプ1Day東京』参加募集!(12月7日開催/応募締切10月20日)

令和7年度 文化庁 アニメーション等人材育成調査研究事業
(アニメーション業界志願者を対象とした基礎教育プログラム)

 

アニメーションブートキャンプ 1Day 東京

一生もののワークショップ体験!

 「アニメーションブートキャンプ」は第一線で活躍するアニメーターや監督のもとで、アニメーションを学ぶワークショップです。2Dと3D双方に共通する、アニメーション表現の核となる「伝わる表現」を学びます。

当ワークショップは、自ら発見することとアニメーションを創り出す楽しみ、及びその方法を知ることに焦点をあてた、初学者向けです。アニメーションの作画経験の有無は問いません。高校生以上の方であれば誰でも参加できます。第一線で活躍するアニメーターの方々と一緒に、自ら動いて・観察して・考えて・表現するという、「伝わる表現」の基本的な考え方と方法を学びましょう!

「アニメーションブートキャンプ」とは?

「アニメーションブートキャンプ」は、文化庁によるメディア芸術の振興を目的とした委託事業の一つとして平成24年(2012年)から行われているワークショップです。その理念は、「表現者として自己開発できる人材を育てること」。小手先の技術や知識ではなく、アニメーターとして成長していく上で必要な基本姿勢を、課題制作を通じて学びます。

募集概要

 

日程: 令和7年12月7日(日)
会場:

日本電子専門学校
(東京都新宿区北新宿1丁目4-2)

講師:
  • 金子 志津枝(アニメーター、キャラクターデザイナー)
  • 後藤 隆幸(アニメーター、キャラクターデザイナー/株式会社プロダクション・アイジー)
  • 瀬口 泉(アニメーター)
  • 瀬谷 新二(作画監督、株式会社手塚プロダクションデジタルラボ代表、開志専門職大学アニメ・マンガ学部教授)
  • 宮脇 千鶴(アニメーター、監督)
  • 山田 桃子(アニメーター/スタジオななほし)
    ※敬称略50音順
    ※講師は都合により変更になる場合がございます。
    ※講師のプロフィールはページ下部をご覧ください。
対象者:

※1 社会人のご応募も可能です。但し「アニメーション業界志願者を対象とする基礎教育プログラム」という事業目的に照らし、選考に際しては、業界志願の学生を優先させていただきます。また社会人応募者の選考に際しては、応募理由が重視され、受け入れは若干名となります。

※2「スキルチェッカー」は、本事業で開発されたアニメーション自習支援のための基礎スキル測定サービスです。ポーズ等を描く課題を提出すると、後日それに対する講師からの評価と、助言を記載したフィードバックシートを受け取ることが出来ます。

募集人数:

50名程度

  • 応募者多数の場合は「スキルチェッカー」の評価ならびに必要に応じて抽選により、参加者の選考を行います。
  • 応募書類が要件を満たさない・参加者が要件を満たさない場合には参加をお断りすることがあります。
受講料: 無料
応募方法:

① アニメーションブートキャンプの「参加者専用ページ」のアカウント作成。

② 参加者専用ページで「スキルチェッカー」第2回の課題を提出(受付期間:令和7年9月11日〜10月20日)

③ 参加者専用ページで「アニメーションブートキャンプ1Day東京」に応募(受付期間:令和7年9月11日〜10月20日)

④ 審査の後、10月31日以降にワークショップ参加の可否をメールでお知らせします。また「スキルチェッカー」第2回の各種フィードバックを参加者専用ページでご覧いただけます。

応募の流れ:
応募締め切り:

令和7年10月20日(月)18:00

※応募者は、必ずワークショップ応募の前に「スキルチェッカー」の第2回課題を提出してください。

 

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講師プロフィール

シンエイ動画出身。2011年からフリーで活動。テレビシリーズから映画版の原画、キャラクターデザイン、作画監督、演出、版権物など手掛ける。

【主な参加作品】
『英國戀物語エマ 第二幕』(2007、作画監督)
『うさぎドロップ』(2011、作画監督)
『謎の彼女X』(2012、総作画監督)
『彼女がフラグをおられたら』(2014、キャラクターデザイン・総作画監督)
『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(2018・2021、キャラクターデザイン)
『安達としまむら』(2020、キャラクターデザイン)
『あかね囃』(2025、コンテ演出・総作画監督)
震災復興プロジェクトPV 『花は咲く』(2013、キャラクターデザイン・総作画監督)
『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』(2011、原画)
『屍者の帝国』(2015、原画)
『モンスターストライク ザ・ムービー 』(2016、キャラクターデザイン・総作画監督)
『ドラえもん』シリーズ(1997~、キャラクターデザイン・メカデザイン・総作画監督・OPEDコンテ演出・イラスト)
『ポケットモンスター みんなの物語』(2018、キャラクターデザイン・EDコンテ・イラスト)
『窓際のトットちゃん』窓際のトットちゃん(2023、キャラクターデザイン・総作画監督・EDコンテ演出・イラスト)
など

プロダクション・アイジー所属。アニメーターとして東映動画株式会社や株式会社タツノコプロの作品に参加。1988年、『赤い光弾ジリオン』終了後にタツノコ制作分室の石川光久とともに有限会社アイジータツノコ(現・プロダクション・アイジー)を設立。東京造形大学特任教員。

【主な参加作品】
『Gu-Guガンモ』(1983、作画監督・原画)
『赤い光弾ジリオン』(1987、キャラクターデザイン・作画監督)
『ぼくの地球を守ってPlease Save My Earth』(1993、キャラクターデザイン・総作画監督)
『HUNTER×HUNTER』(1999、キャラクターデザイン・作画監督)
『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』(2002、作画監督)
『攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG』(2004、キャラクターデザイン・作画監督)
『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』(2006、キャラクターデザイン・総作画監督)
『獣の奏者エリン』(2009、キャラクターデザイン・総作画監督)
『黒子のバスケ』(2012、総作画監督)
『銀河英雄伝説 Die Neue These』(2018〜、総作画監督)
など

株式会社プロダクション・アイジーを経て現在はフリーランス。

【主な参加作品】
『黒子のバスケ』(2012~2013、作画監督・演出)
『攻殻機動隊 新劇場版』(2015、作画監督・プロップデザイン)
『メアリと魔女の花』 (2017、原画)
『未来のミライ』(2018、原画)
『鹿の王』(2022、作画監督補佐・原画)
『地球外少年少女』(2022、作画監督・原画)
『葬送のフリーレン』(2023〜2024、15話 絵コンテ・演出・作画監督)
など

 

1978年4月に株式会社手塚プロダクションに入社、以後、多くの作品で原画、作画監督、キャラクターデザイン等を担う。現在も手塚プロダクションに在籍、後進の指導、育成にも当たっている。

【主な参加作品】
『青いブリンク』(1989、作画監督)
『手塚治虫の旧約聖書物語』(1997、キャラクターデザイン・作画監督)
『ブラック・ジャック・空から来た子供』(2000、監督)
『アストロボーイ・鉄腕アトム』(2003、キャラクターデザイン・総作画監督)
『ブラック・ジャック』(2004、キャラクターデザイン・作画監督)
『ねずみ物語』(2007、キャラクター設定・作画監督)
『クミとチューリップ』(2015、原画・育成担当/アニメミライ2015)
『かっちけねえ!』(2016、キャラクターデザイン・作画監督/あにめたまご2016)
など

嵯峨美術短期大学(ビジュアルコミュニケーションデザインⅡ)卒。アニメーターからキャリアスタート。現在は監督(演出)、脚本、キャラクター原案、ビジュアルコンセプトデザインなど。

【主な参加作品】
『MONSTER』(2004、原画・作画監督・サブキャラクターデザイン)
『銀魂』シリーズ(2005-2021、原画・作画監督・演出・脚本・監督)
『ハイランダー』(2007、原画)
『河童のクゥと夏休み』(2007、原画)
『レイトン教授と永遠の歌姫』(2009、演出)
『美男高校地球防衛部LOVE!』シリーズ(2015-2025、キャラクター原案・世界観設定・脚本・副監督・演出)
『後宮の烏』(2022、コンセプトデザイン・絵コンテ・監督)
『月刊モー想科学』(2024、キャラクター原案・世界観設定・脚本・監督) 
など

株式会社手塚プロダクション出身。
現在はスタジオななほし所属。カットアウトのアニメーションを多く手掛ける。

【主な参加作品】
『ポケットモンスターXY&Z』(2016、作画監督)
『3 月のライオン』(2016、作画監督)
『アトム ザ・ビギニング』(2017、作画監督)『だがしかし 2』(2018、作画監督)
『かいじゅうステップ』(2019-2020、CG アニメーター、絵コンテ)
『チキップダンサーズ』(2021、アニメーター)
『とむとじぇりーごっこ』(2021-2025、アニメーター)
『子猫の配達員うーにゃん』(2022、チーフアニメーター)
『それしか ないわけ ないでしょう』(2023、アニメーター)
『ハコフグとみなまたの海』(2025、アニメーター)
『POKÉTOON「パモパモットパーモット!」』(2025、チーフアニメーター)
など

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ディレクタープロフィール

1953年生まれ。1976年に株式会社日本アニメーションに入社。1980年、株式会社テレコム・アニメーションフィルムに移籍。元テレコム・アニメーションフィルム最高顧問。2016年より東京アニメアワードフェスティバルのフェスティバルディレクターを務める。

代表作に『母をたずねて三千里』(1976)、『あらいぐまラスカル』(1977)、『未来少年コナン』(1978)、『赤毛のアン』(1979)、『じゃりン子チエ』(1981)、『名探偵ホームズ』(1984-85)、『リトル・ニモ』(1989)など。

1990年代からアニメーション作品を制作。2000年代からアニメーション制作デバイスの開発を始め、国内外の美術館や科学館等で体験型展示やワークショップを行う。開発したコマ撮りアプリ「KOMAKOMA」は小中学校の授業等でも広く使われ、アニメーション教育の裾野を広げている。その他、ラインテストツール「KOMA CHECKER」や音もコマ撮りできるアプリ「KOMA OTO」等を開発。

共著『アニメーション <動き>のガイドブック 伝わる表現の基礎講座』。日本アニメーション学会副会長/事務局長。日本アニメーション協会理事。博士(学術)。

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実施体制

ディレクター

竹内 孝次

布山 タルト

プロデューサー

岡本 美津子

マネージャー

面髙 さやか

アシスタントディレクター/マネージャー

伊藤 圭吾 / 宇田 敦子

 

 

主催

文化庁 令和7年度アニメーション等人材育成調査研究事業

受託者

一般社団法人日本動画協会

ワークショップ企画運営

一般社団法人日本アニメーション教育ネットワーク(JENA)

協力

日本電子専門学校

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